リースバックの審査に落ちる理由と対処法について

お金
リースバックを利用する場合は、審査に通過しなくてはなりませんが、中にはここで落ちてしまう人もいます。今回はリースバックの審査で落ちてしまう場合に考えられる理由や、対処法を紹介していきます。

物件の流動性

リースバックしたい物件の流動性が低い場合は、審査に落ちる可能性が高くなります。流動性が低いと判断されるのは、たとえば違法建築や接道義務違反など、さまざまな問題が考えられるような物件です。

リースバックを行っている会社は、買い取った物件を購入希望者へ売却することになります。そのため、自社が販売したときに購入する人がいないのではと判断されるような物件は、審査に落ちてしまうのです。

一般的に、購入者が集まらないと判断されるような物件は数少ないですが、中にはそのような住まいを売却しようとする人もいます。審査に落ちてしまった場合は、もしかすると流動性が低いことが原因かもしれません。

住宅ローンの残りを調べる

まだ住宅ローンが残っている場合は、リースバックの審査を申し込む前に、残額を調べておきましょう。住宅ローンがいくら残っているかは、お問い合わせ窓口や残高証明などから確認できます。

住宅ローンの残りを調べておくことで、リースバックで残額を返済できるのか、ある程度確認できます。中には売却金額では返済できない場合もあるため、このような場合は審査の申し込みを先送りにしてもよいでしょう。

無理に自宅を売らなくても、別の手段で資金調達をしたほうが、現実的な場合もあります。とくに、流動性が低いと思われる住まいを売却したい場合は、審査をすることを見直してみてください。

シミュレーションをする

多くの専用ホームページでは、売却をした場合の支出をシミュレーションできるツールが取り入れられています。できれば事前に使用してみて、問題なく返済ができるかを確認してみましょう。

シミュレーションを利用することで、自宅を売った場合の支出を改めてチェックできるため、生活にどのような影響があるのかが可視化されます。すこしでも支出にズレがあると、返済が滞ってしまう恐れもあるため、事前に確認しておくべくポイントです。